今月は各高校で中間テストがありました。サミット・ゼミでは、中間・期末テスト前には、高校別に英文解釈の教科書を復習しています。この時に英文の読み方を徹底的に鍛えて、教科書の予習がいかに大切かを理解してもらいます。
高校生の皆さんに試験範囲の英文を一文ずつ読んで和訳してもらいますが、英文をリズム感良く読める生徒さんはほとんどいません。英単語の発音・アクセント、英文のイントネーションは、その度ごとにチェックしますが、中にはお経みたいに英文を読む人もいます。
どうも高校で英単語の発音やアクセントを教えてもらっていないようです。私自身も高校で発音記号を教えてもらったことはありませんでした。しかし、国際化がますます進展して、大学入試センター試験にリスニングが入ってくる程英語が重要視されてきている状況で、何故発音やアクセントをしっかり教えないのでしょうか?
私は、浪人時代に英単語の意味を覚えるときに発音やアクセントも一緒に覚えました。河合塾の先生に言われたのかNHKラジオの影響なのかは忘れてしまいましたが… 発音やアクセントを勉強すれば、知らない単語が出てきてもほぼ正確に読めるようになるものです。
センター試験にアクセントの問題が出るからという世俗的な理由ではなく、将来英会話を上手にこなすという高い目標を持って発音・アクセント・イントネーションを高校生の間に勉強すべきです。せっかくALTの先生達がいらっしゃるのですから、もっと彼等を活用すれば良いと思います。
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